祖母の家に残された季節飾りを整理して、家族の記憶を振り返った日

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夏の終わりに実家へ行ったとき、納戸の隅に大きな段ボール箱が積まれているのに気づきました。箱の側面には「夏祭り」「正月用品」と書かれていましたが、誰が書いたものなのかは分かりません。母に尋ねると、祖母が長年使っていた季節の飾りや行事用品が入っているとのことでした。

祖母は季節ごとの行事を大切にする人でした。お正月には玄関に飾りを置き、夏になると風鈴や小さな置物を出していました。子どもの頃、祖母の家へ遊びに行くと、普段とは違う飾りつけがされているのが楽しみでした。そんな記憶があったため、箱の中身を確認する作業は、少し懐かしい気持ちで始めました。

ふたを開けると、古い提灯や置物、正月飾り、季節の布などがぎっしり詰まっていました。中には色あせているものや、長い間しまわれていたことで傷んでいるものもあります。飾りの一つを手に取ると、祖母が「これは昔から使っているものだよ」と話していた声を思い出しました。

ただ、思い出があるからといって、すべてを残すことはできません。家族それぞれの家には収納場所の限りがあり、誰も引き取れない物もありました。母は処分することに抵抗があるようでしたが、保管したままでは納戸の整理も進みません。そこで、写真を撮ってから残す物を選び、状態や大きさを確認しながら分けていきました。

作業中、箱の底から手書きのメモが見つかりました。そこには、飾りを出す時期やしまう場所が簡単に書かれていました。祖母なりに家族が困らないよう整理していたのだと思うと、すぐに捨てる気持ちにはなれませんでした。メモは残し、飾りの一部と一緒に保管することにしました。

納戸には季節用品以外の家具や古い布団もあり、家族だけで運び出すには負担が大きい荷物も残っていました。作業の進め方を考える中で、香川で遺品整理の事ならリアライフ香川へという情報を知り、荷物の分別や搬出など、どの部分を相談できるのか確認することにしました。先に家族で残す物を決めておくことで、整理の方向性も伝えやすくなると考えたためです。

最終的に、祖母がよく使っていた飾りをいくつか残し、季節ごとに飾ることにしました。すべてを保管することはできませんでしたが、思い出を形を変えて残す方法はあるのだと感じました。遺品整理は、過去の物をただ片付けるだけでなく、家族がこれからどのように思い出を受け継ぐかを考える機会でもあると思います。

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